平昌オリンピック競技大会及びパラリンピック競技大会日本代表選手団に対する内閣総理大臣感謝状授与式等

平成30年4月26日
懇談する安倍総理 懇談する安倍総理
懇談する安倍総理
感謝状を授与する安倍総理1 感謝状を授与する安倍総理1
感謝状を授与する安倍総理1
感謝状を授与する安倍総理2 感謝状を授与する安倍総理2
感謝状を授与する安倍総理2
記念品を授与する安倍総理1 記念品を授与する安倍総理1
記念品を授与する安倍総理1
記念品を授与する安倍総理2 記念品を授与する安倍総理2
記念品を授与する安倍総理2
挨拶する安倍総理1 挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理2 挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理2

 平成30年4月26日、安倍総理は、平昌(ピョンチャン)オリンピック競技大会及びパラリンピック競技大会日本代表選手団等を総理大臣官邸に招き、感謝状授与式等を行いました。

 式典では、総理から代表選手等に感謝状が授与され、記念品が贈呈されました。

 総理は、挨拶の中で次のように述べました。

「この度は、おめでとうございました。そして、ありがとうございました。
 今回の平昌オリンピック、パラリンピックにおいてはメダル23個、そして入賞43、すばらしい成果を挙げていただきました。オリンピック代表ということ自体、正に日本を代表して世界のオリンピアンと競技を争うわけでありますから、多くの人たちにとっては夢であります。そしてその座を獲得するためには厳しい競争に、4年に1回しかないチャンスをつかむために大変な努力を必要としているんだろうと思います。それだけではなくて皆さんはオリンピックにおいて世界の強豪と戦い、そして入賞、メダルを獲得されました。改めて皆様方のこの大きな成果を賞賛したいと、こう思っています。
 この部屋は本当に輝いていると思います。それはもう常に皆さんは自分の限界に挑戦してきた。挑戦し続けてきたからこそ入賞、あるいはメダルに輝いたんであろうと思います。そして皆さんは最後まで頑張り抜いて栄冠を勝ち得た。その姿はたくさんの人たちに感動と勇気を与えたと思います。
 私は日本で開催された長野オリンピックがちょうど開催されているときに、持病が悪化しまして入院しております。約3か月間入院していて、政治家になったばかりの頃であります。もうやっぱり自分は政治家として難しいのかなと、こんな思いの中でテレビを見ておりましたら、長野オリンピックで清水選手が様々な困難を乗り越えて金メダルを獲得した。最後まで頑張る姿に感動し、もう一回頑張ろうとこんな勇気を与えられたことを私は今でも記憶に強く刻みつけているところであります。
 正に皆さんの活躍、日本中が本当に興奮しながら感動し勇気を与えられたと思います。そして、子供たち、自分もオリンピックに出よう、オリンピックに出て頑張りたい、こんな思いを持った子供たちもたくさんいたのではないかと。皆さんの後を追う若い人たちが次々と次のオリンピックを目指して頑張っていくと思います。今回の皆さんの活躍は、2年後の東京オリンピック、パラリンピックに間違いなくつながっていくと思います。
 この皆さん方の活躍を東京オリンピックの大成功につなげていきたい、こう思います。今回のオリンピック、皆様方の人生にとっても、とても大切な思い出、出来事だったと思います。どうか、今回のオリンピックの皆さんの経験を今後の競技人生、あるいは皆さんの人生の飛躍につなげていただきたい。このことを期待しているところであります。皆様、誠におめでとうございました。そして、ありがとうございました。」

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総理の一日