米国訪問についての会見
平成30年4月17日
平成30年4月17日、安倍総理は総理大臣官邸で会見を行いました。
総理は、米国訪問について、次のように述べました。
「行政をめぐり、様々な問題が指摘されています。信無くば立たず。国民の信頼を得るために、行政のトップである私自身が一つ一つの問題について責任を持って必ず全容を解明し、膿(うみ)を出し切っていく決意であります。
今日から米国に出発いたしまして、2日間にわたってトランプ大統領と日米首脳会談を行います。北朝鮮の問題、そして経済の問題について日米の連携を確認し、強固な日米同盟の絆を発信していきたいと考えています。
北朝鮮による完全、検証可能、そして不可逆的な方法による核・ミサイルの廃棄の実現に向けて、最大限の圧力を維持していく、そのことを確認してきたいと思います。そしてまた、何よりも大切な拉致問題について、初めての米朝首脳会談が行われます。この首脳会談に向けて、拉致問題解決に向かって前進するよう全力を尽くしていきたい、しっかりとトランプ大統領とすり合わせをしていきたいと考えています。
経済については、自由で公正な貿易・投資を通じて、インド太平洋地域の経済の成長を日本と米国がリードしていくという共通認識の上に立って意見交換をしていきたいと思います。
2日間、様々な機会がありますので、北朝鮮の問題、経済の問題について、トランプ大統領とじっくり膝を交えて話をしてきたいと思います。」